素晴らしき組体操
教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」 (光文社新書)
- 作者: 内田良
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/06/17
- メディア: 新書
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確かに、学校と敵対する構図としてよくあるのが
学校vs市民
学校は市民の教育機関であるはずなのに
「もっとよくしてくれて当たり前だ」
「自分の子を一番に考えて欲しい」
と言った声を上げるのはいつだって生徒の保護者。
なのに運動会で最も危険な競技の
組体操
はいつまでたっても無くならない。
いつのまに高さを競う競技になったのか。
部活動はやって当然と思われているし
(顧問はボランティア。一日労働で3000円程度の事もある)
怪我をしたら責任を取らされる。
ハイリスク ローリターンな仕事だ。
しかも、教員の本業は「教育」であるはずなのに、モンスターペアレンツのクレーム処理や事務処理で追われる毎日。
もっと教育に時間を割ける仕組みを作るべき。
日本が教育先進国へ向かうために
教員志望だけでなく、一市民である僕らが考える事なんだろう。